• Sanshin Gallery Exhibition

次回開催の展覧会情報次回開催の展覧会情報
開催スケジュール開催スケジュール
ワークショップ情報ワークショップ情報

開催中の展覧会情報

Cosmic Mandala(エッチング、陶紙)

Cosmic Mandala(エッチング、陶紙)

鈴木 秀昭 展
鈴木 秀昭

 

 
Leaf Mechanics in Glass Box (ガラス:二見工房)

Leaf Mechanics in Glass Box (ガラス:二見工房)

Baby's Heads for Altar

Baby's Heads for Altar

 
Wing Mechanics

Wing Mechanics

 陶芸家・鈴木秀昭さんのさんしんギャラリー善では2回目の個展を開催します。鈴木さんはアメリカの大学で社会学を学び、卒業後に石川県で九谷焼の技術を習得。その後再渡米し、大学院で陶芸を専攻します。日本とアメリカで陶芸の技法や取り組み方を学び、帰国後は伊豆高原に工房を構え、陶芸家として活躍しています。
 個展のタイトル『JOMON&IROE』は、『縄文』と『色絵』を表します。立体的な『縄文』と平面的な『色絵』のコラボレーション。「縄文も色絵も自分にとっての装飾」と位置付けている鈴木さんならではの作品展です。「大学院では、創作だけではなく、ものを作る意味や作り手の姿勢などを学び、考えるようになりました。その時、偶然見かけた縄文土器の写真に衝撃を受けたのです。縄文土器は紐によるレリーフ状の装飾が施された作品に見えました。縄文時代の人が何を考え、何のために作ったのか、という謎が沸き上がりました」
 その『縄文』に対する思いは、現在も創作の根底にあり、素材を磁土に変えたり、九谷の『色絵』を施したりと独創的な作風に取り組んでいます。自然をそのまま表現していた縄文土器の原点から時を経て、現代の『縄文』と『色絵』、それぞれが重なり合った独自の世界をご覧ください。

(文/寺坂厚子)
Cosmic Spring

Cosmic Spring


次回開催の展覧会情報

序章 改組新第1回日展 2014年

序章 改組新第1回日展 2014年

仲村 渉 鍛金(たんきん)展
鈴木 秀昭

 

 
具象の美、装飾の美、シンプルな形の美しさ……。時間の流れとともに、表現したいものが変化しています。
Serioso 改組新第4回日展 2017年

Serioso 改組新第4回日展 2017年

 
暁刻の夢 改組新第2回日展 2015年

暁刻の夢 改組新第2回日展 2015年

淵に沈む記憶 第29回日展 1997年

淵に沈む記憶 第29回日展 1997年


 
夢みる種 第40回日展 2008年

夢みる種 第40回日展 2008年

 伊東市在住の鍛金家、仲村渉さんの個展を開催します。
 鍛金とは、金属を熱し、ハンマーで叩きながら成形する作業です。その歴史は古く、世界中の様々な地で金属を加工して、装飾品や武器などが作られていました。日本では、弥生時代に大陸から伝わった金属文化にその起源を遡ることができます。仏教美術品の製作などに用いられたことから、技術的な発展を遂げ、多種多様な技巧を施す作家の存在も確立してきました。薄い一枚の金属を叩いて表現する作業、現在では、工芸品としても確立されています。
 仲村さんの作品は、約1ミリの銅版を鉄のハンマーで叩いて写真のようななめらかな表情に仕上げています。ですので、それぞれの作品の中は空洞で、叩くとキーンという音が聞こえてきそうな繊細な仕上がりです。また、「夢みる種」は叩きながら具象的なモチーフを表面に装飾した高度な手法を用いて仕上げています。金属の持ち味を読み取りながら仕上げていく作業は、経験を経ることで作家ならではの豊かな個性を感じさせる作品となります。大学卒業後、会社員生活を経て、金属造形家の鬼頭正信氏と出会い、製作を手伝う日々から鍛金を学びました。徐々に公募展への出品を始め、第17回日本新工芸展、第29回日展に初入選します。その後、独立し、伊豆高原に工房を構えて作家としての活動を始めました。自然界から産出される金属を加工しているにもかかわらず、温もりのある優しい肌触りを感じさせる作風が魅力です。

(文/寺坂厚子)